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生物遺伝資源開発部門(NBDC)
第五回アジアコンソーシアム会合の開催について
全体概要
  第五回アジアコンソーシアム(ACM)は、ACMメンバーである韓国生命工学研究院(KRIBB)の主催で2008年10月29日と30日に韓国にて開催されました。

 参加国:カンボジア、中国、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナム、ブルネイ(オブザーバー)
会合の概要
1. BRCネットワークに関する報告
Bioresource Information Management (BIM)
  • 統合データベースの次のステップとして、それぞれの参加機関から登録されている菌株番号が他機関のどの菌株番号に該当するのか表示できるようにしたいという提案がありました。
  • ACMのホームページについて、その内容やページのイメージを含めて提案がありました。
  • オンラインカタログへの参加機関を引き続き呼びかけました。

2.

人材育成に関する報告
Human Resource Development in Microbiology (HRDM)
  • 議長より、前回のACM後に各国で行われた人材育成について聞き取り調査した内容等をまとめた報告がありました。報告によると、各国でいろいろワークショップ等が開催されていても、それらの多くが国内向けであったり、他国の人がそれに参加しようとするための資金がなかったり、という問題が明らかになりました。
  • ACMやそのメンバー機関、バイオテクノロジー、微生物学といったことをより多くの人に理解してもらうため、例えばWikipediaへの掲載といった広報活動の重要性が提案されました。
  • また、ACMホームページに人材育成コース情報や技術的情報の入手と情報交換できる機能をつけてほしいなどの意見がありました。

3.

微生物資源移転管理に関する報告
Management of Material Transfer
(MMT)
  • 少数の担当国(日本、タイ、韓国)による作業チームにより作成された共通指針案が示され、参加国より意見を募りました。
  • 指針案では、ある国で分離された微生物についてはまず初めに原産国のBRCに寄託することを基本とし、他国のBRCは原産国のBRCから当該微生物を入手してユーザーへ分譲するという方針が示されました。
  • 議長国であるタイが再度参加国の意見取りまとめを行い、冊子として共通指針を公開することとなりました。
  • 参加各国は公開される共通指針を自国の言語に翻訳して利用することができます。

4.

次回開催国
 第六回ACMはベトナム(2009年)で開催されます。その次の第七回開催国は日本が立候補し、承認されました。

5.

その他
  • ACMに併せて、ヨーロッパの代表的なBRCであるドイツDSMZのDr. Erko Stackebrandt所長やNITEの岡根研究員、KRIBBと中国科学院の研究者による講演会が開催されました。

第五回アジアコンソーシアム会合の様子
アジアコンソーシアムの参加者



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