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NITEがこれまでに実施したインドネシア等の東南アジアでの微生物探索によって数多くの新規な微生物が発見されたことを踏まえ、生物多様性の豊富なベトナムにおいてアステラス製薬と中外製薬の研究員が各企業の目的にあった方法で自ら微生物を収集、分離します。そして、各企業においてそれら微生物から創薬のためのリード化合物発見等を目指すというものです。
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NITEでは、従来より、海外で収集した微生物を提供する事業を行ってきましたが、企業には、生物多様性条約(CBD)等の制約の一方で、東南アジア諸国などの生物多様性の豊富な国へアクセスして、これまでに発見されたことのない新しい微生物の探索を行いたいという要望がありました。今回はそれを実現するものです。 |
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NITEは、ベトナム政府と微生物に代表される生物遺伝資源の保全と持続的利用に関する協定を結んでおり、平成16年度からベトナム国立大学ハノイ校と共同研究を実施しています。この事業には微生物資源保有国であるベトナム側への技術移転や同国の微生物学の発展に貢献するという側面もあります。 |
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今回の共同事業はNITEが構築した枠組みを利用することで、企業単独では負担が大きかった生物多様性条約に則った生物遺伝資源へのアクセスが容易になり、日本の政府機関のバックアップにより日本の企業が東南アジアの生物遺伝資源へアクセスし、企業ニーズに合った微生物を利用できるように産官が共同で海外の微生物探索を行う最初のケースとなります。 |
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アステラス製薬は、天然物由来の醗酵研究を研究開発活動の柱の一つと位置付け、これまでにも免疫抑制剤「タクロリムス」や注射用抗真菌剤「ミカファンギン」などの優れた医薬品を創出してきました。当社は、今回の共同研究を通じ、当社の強みである天然物由来の新規化合物の探索研究・開発を更に推進していきます。 |
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中外製薬は、戦略的アライアンスを締結しているF.ホフマン・ラ・ロシュ社[本社:スイスバーゼル市/会長兼CEO:フランツB.フーマー]との契約により、世界有数の化合物ライブラリーを共有しています。加えて、今回の共同探索を通して海外の生物遺伝資源を天然物スクリーニングに利用できることは、リード化合物創出のチャンスを広げることになり、当社の革新的な医薬品の継続的な創出・提供を促進するものであると考えています。 |