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ゲノム解析部門(NGAC)

Lactobacillus homohiochii のゲノム解析に係る
共同研究事業先の公募について公募は締め切りました


平成21年3月16日
独立行政法人製品評価技術基盤機構

  1. 趣旨
     独立行政法人製品評価技術基盤機構(以下「NITE」という。)では、バイオテクノロジー及びその産業化の技術基盤となる生物遺伝資源の利活用を促進するため、NITEが保有する生物遺伝資源のうち世界的に未解析である分類群を代表する微生物のゲノム解析等を行い、情報を整備し、それら生物遺伝資源に係る情報等を提供しています。また、社会的・政策的に意義のある微生物のゲノム解析等を、その要請に応じて積極的に実施しています。
     この度NITEでは、Lactobacillus homohiochii NBRC 13120株について、ゲノム塩基配列決定、アノテーション、遺伝子機能解析等のゲノム解析を行う共同研究を実施することといたしました。
     つきましては、本事業において当機構との共同研究を希望する研究機関等は、次の要領に従いご応募下さい。

  2. 共同研究の概要
    (1)目的
      Lactobacillus homohiochii NBRC 13120株は、異常発酵の日本酒から分離された火落ち乳酸菌です。「火落ち」は、日本酒が貯蔵中に白濁して、変敗することを言い、その現象を引き起こしているのが「火落ち菌」で、高いアルコール耐性と酸耐性を持つ性質から、日本酒に混入して、異臭や酸味などの発生の原因となっています。火落ち乳酸菌には、いくつかの種が知られていますが、本菌は、主に乳酸のみを生成するホモ発酵型の代表種であり、その分類の中ではゲノム解析された例はありません。
       火落ち菌は、これまでも基礎的な研究が行われ、コウジカビが生成するメバロン酸(火落ち酸)を栄養源としていることなどが分かっています。しかし、分子レベルでの基礎研究はまだ未整備なことから、本菌のゲノム解析によって、ベクター系、遺伝子破壊系などの基盤技術が整備され、火落ちや高いアルコール耐性などの特徴的性質に関する分子メカニズムの解明が進むものと期待されます。また、L. fructivorans など、ヘテロ発酵型の代表種と比較することによって、それぞれが持つ特徴をゲノムレベルで明らかにできるものと考えています。
       これらの基盤技術や知見は、日本酒醸造における品質管理レベルの向上に役立つほか、高いアルコール耐性を利用した他分野での応用も期待されます。
       本共同研究では、Lactobacillus homohiochii NBRC 13120株のゲノム解析を行うとともに、本菌およびそれに由来する遺伝子資源の学術・産業利用を促進することを目的とします。
    (2)共同研究の内容
      本共同研究では、NITEが Lactobacillus homohiochii NBRC 13120株の塩基配列の決定を行うことを予定しています。共同研究先は公開前の塩基配列情報や、DNAクローンを利用した研究開発を行うことができます。NITEにおける塩基配列の決定は、当初ゲノムサイズの8倍程度のデータをホールゲノムショットガン法で取得することとしますが、共同研究先との協議により、さらにNITE単独もしくは共同で追加の解析を行う可能性があります。
    (3)研究予算及び実施場所
      研究予算については、NITEが実施する塩基配列の決定に要する費用以外は、提案者側の負担とします。また、提案者側の研究実施場所については、原則として提案者側保有の施設とします。ただし、研究内容によっては、NITEの施設及び設備を一部利用することも可能です。
    (4)共同研究契約
      本共同研究については、事業開始前にNITEと共同研究契約を締結するものとします。
    (5)共同研究事業の期間および開始時期
      本共同研究事業の期間は、当該共同研究契約の締結日から平成22年度末までを予定しています。
      なお、事業の開始時期は、平成21年5月を予定しています。


  3. 応募案内       
    (1)募集期間
     平成21年3月16日〜平成21年4月17日
    (2)応募資格
    1)応募者として、次の要件を満たすことが必要です。
    (1) 共同研究を実施するために必要な研究施設を有する単独あるいは複数で共同研究を希望する研究機関(企業、研究組合、独立行政法人、公益法人、大学等)であること。
    (2) 上記目的の達成及び計画の遂行に必要な研究開発の人員並びに設備を有していること。
    (3) 本共同研究を円滑に遂行する際に必要な経営基盤を有していること。
    (4) NITEが共同研究の進捗管理をするうえで必要とする措置を、適切に遂行できる体制を有していること。
    2)共同研究事業の内容として、次の要件を満たすことが必要です。
    (1) 知的基盤整備の観点から、本共同研究事業終了後に報告書(学術論文を含む。)を作成し、本共同研究事業により得られた成果のうち、塩基配列及びアノテーション情報等については、NITEから速やかに公開できること。
    (2) 本共同研究事業を複数の研究機関等で共同して実施する場合、各研究機関等間の明確な責任と役割が示されていること。
    (3)応募方法
       共同研究を希望する応募者は、募集期間中に、次の提案書等を郵送(書留)又は持参にて提出して下さい。
       なお、提案要領等の書類が下記よりダウンロードできますのでご参照ください。
    ○提案要領 【PDF】(300kb) 【Word Doc】(130kb)
    ○共同研究契約書(案) 【PDF】(160kb)

  4. 共同研究先の決定等
    (1)共同研究先の決定
     共同研究先の選定は、受理した提案書、NITEが必要に応じ別途行う調査等を基に所定の手続きに従い行います。
    (2)選考基準
    1) 共同研究事業に関する提案書の内容が次の各号に適合していること。
    (1) 当該共同研究事業の目的がNITEの意図と合致していること。
    (2) NITEのゲノム解析の効率化に資するものであること。
    (3) 当該共同研究事業の方法及び内容等がNITEの示す次の要件と合致し、かつ、優れていること。
    当該共同研究事業が、NITEが決定する Lactobacillus homohiochii NBRC 13120株 の塩基配列に関する情報の高付加価値化又は当該情報を利用した新規技術開発等を行うものであること。
    得られた成果が原則としてNITEで公開できること。
    2) 当該共同研究等を行う体制が整っていること。
    3) 契約の締結・協議、研究の進捗管理や成果の取扱いについて、適切に管理・遂行出来る体制を有していること。

  5. 提案書等の提出期限及び提出先
    (1)提出期限
      平成21年4月17日(金)17:00必着公募は締め切りました
    (2)提出先
    〒151−0066 東京都渋谷区西原2−49−10
    独立行政法人製品評価技術基盤機構
    バイオテクノロジー本部 高橋 保(宛)
       電話:03(3481)8423
       FAX:03(3481)1962
    なお、ファクシミリ及びE-mailでの提案書の提出は受け付けておりません。

  6. 本件に関するお問合せ先
     〒151−0066
     東京都渋谷区西原2−49−10
     独立行政法人製品評価技術基盤機構
     バイオテクノロジー本部 堀川、高橋
       電話:03(3481)8423
       FAX:03(3481)1962
        E-mail:gcollabo  bio.nite.go.jp



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TEL:03-3481-1933 FAX:03-3481-8424
Mail: bio@nite.go.jp
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