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ルブリヴィヴァックス属細菌(
Rubrivivax gelatinosus
NBRC 100245
(= IL144))
微生物の概要
Rubrivivax gelatinosus
NBRC 100245は、1980年代に東京都立大学の星野、佐藤らによって、東京都内の淡水池から分離された紅色光合成細菌である。
有機酸を炭素源として好気条件下で生育するほか、嫌気条件下で光栄養的に生育可能な真正光合成細菌である。
紅色光合成細菌は多系統群であり、数株でゲノム解析されているものの、いずれも
Alphaproteobacteria
綱に属する菌株であり、本株の属する
Betaproteobacteria
綱ではゲノム解析された例がない。
加えて、
Rubrivivax
属の近縁には光合成能を持つものと持たないものが混在している。
本菌のゲノム解析を行うことは、系統分類上の指標として重要であるばかりでなく、光合成能の獲得や消失のメカニズムを遺伝子レベルで解明するうえで極めて重要である。
また、カロテノイド等の有用物質の生産や高BOD負荷の廃水処理プロセスの制御など、応用面での利用も期待される。
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