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業務概要
生物遺伝資源情報部門( 旧 ゲノム解析部門)
塩基配列情報を精密に読み取る
日本では古来より微生物が利用されており、醤油や味噌、日本酒などの生産にかかせない麹菌や、納豆の製造に必要な納豆菌などがそのような例として挙げられます。さらに現代では、石油を分解する菌や、医薬品となる抗生物質を作る菌など多種多様の有用微生物が自然界から見いだされ、広く産業に利用されています。
このような微生物のゲノムを解析することは、微生物のもつ潜在的に有用な遺伝情報の取得や、微生物の作り出す酵素の利用など、様々なバイオテクノロジー産業発展の基盤を形成するものです。



シーケンサー


微生物ゲノム解析の歩み



ゲノム解析の流れ
1.微生物の培養 2.ゲノムDNAの抽出 3.クローンの構築
4.シーケンシング 5.データ処理 6.解析データの公開
プロテオーム解析の流れ
1.微生物の培養 2.タンパク質の抽出 3.タンパク質の分離・精製
4.質量分析 5.データ処理 6.解析データの公開

遺伝子機能の解明のための付加情報
実際に微生物を産業利用するためには、遺伝情報から作られるタンパク質の機能解析を行うことが重要です。そのためには、特定の生物の細胞中に特定の培養条件下で存在するタンパク質を網羅的に解析することが有効であり、その生物のもつ能力を評価するための新しい方法とされるようになりました。これをゲノム解析に対して「プロテオーム解析」と呼んでいます。
ゲノム解析部門では、これまでゲノム解析を行った微生物についてプロテオーム解析を実施し、遺伝子の発現頻度やタンパク質の修飾などに関する情報を付加することで、微生物機能の利用を促進させていきます。



使いやすいデータベースを提供する
微生物の特徴やゲノムデータ等を、DOGAN (Database of the Genomes Analyzed at NITE) で公開していきます。DOGANにより、各種の微生物ゲノムの塩基配列データ、推定遺伝子領域、遺伝子地図、プロテオームデータなどの情報を入手することができます。

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